
本記事では、AWS認定資格であるSAP(ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル)について、難易度、対策・勉強法から、当日のコツまで紹介します。
これを見れば試験合格までたどり着けるよう、自分の体験をまとめました。
ぜひご覧ください。
- AWS Certified Solutions Architect – Professionalの対策を知りたい人
- 実務未経験で本試験を受けようと考えている人
試験概要
AWS認定試験の中での位置付け
2022年現在、AWS認定資格は合計11個存在します。
その中で、ITアーキテクト(構築)に関する上位(プロフェッショナル)の資格として位置付けられています。

他のプロフェッショナル資格や専門知識資格含め、全てのAWS認定試験の中でもっとも難しいとされていて、最も受験者が多いであろうSAAと比較すると難易度はぐっと上がる印象です。

気合を入れて取り組んでいきましょう!
試験方式
・試験時間 : 180分
・受験料 : 33,000円(税込)
・出題数 : 75問
・回答方法 : 選択式(複数回答有り)
・合格ライン: 75%以上
・受験方法 : テストセンターまたはオンラインでの監督付き試験
試験範囲
<出題範囲>
分野 | 出題比率 |
組織の複雑さに対応する設計 | 12.5% |
新しいソリューションの設計 | 31% |
移行計画 | 15% |
コスト管理 | 12.5% |
継続的な改善 | 29% |
<特に理解しておくべきサービス>
分類 | 主なサービス |
サーバ系 | EC2、Lambda、Elastic Bean Stalk、ECR、ECS、EKS、AWS Batch、Fargate |
データベース系 | RDS、Aurora、DynamoDB、ElastiCache、Nepture |
ストレージ系 | EBS、EFS、S3、Glacier |
ネットワーク系 | Route53、VPC、Direct Connect、API Gateway、 Cloud Front、ELB、ALB、Global Accelerator、Cognito |
アナリティクス系 | Kinesis、Redshift、Athena、Elastic Search、EMR、Glue、QuickSight |
連携・統合系 | SNS、SQS、AppSync、Step Function |
セキュリティ・ ガバナンス系 | Cloud Watch、Cloud Trail、Config、CloudFormation、KMS、License Manager、Organizations、Systems Manager、Secret Manager、WAF Trusted Advisor、IAM、WAF、Shield Budgets、Cost Explorer |
デベロッパーツール系 | Cloud9、Code Build、CodeCommit、Code Deploy、CodePipeline |
移行系 | DMS、DataSync、Migration Hub、SMS、SnowBall、Transfer Family |
※記載のないサービスが出題されないわけでは有りません。
また、出題範囲や試験の例題を通じて試験の概要を確実に掴むため、AWSが公式に提供している以下のサイトは情報は必ず確認しましょう。

>>特にAWS Certified Solutions Architect – Professional 試験ガイドとAWS Certified Solutions Architect – Professional サンプル問題は必読です。
SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)との違い&対策方針
詳細は後述する対策ページにも書かれますが、大幅に難易度が上がる要因を記載します。
問題が長文&複雑化
論より証拠ということで、AWSが公開している例題を取り上げます。
ある会社には、運用ワークロード用途開発ワークロード用の2つのAWSアカウントがあります。開発チームとオペレーションチームが、ワークロードを作成および管理します。同社には、次の要件を満たすセキュリティ戦略が必要です。
・開発者は、開発アプリケーションインフラストラクチャを作成および削除する必要があります。
・オペレーターは、開発アプリケーションインフラストラクチャと運用アプリケーションインフラストラクチャの両方を作成及び削除する必要があります。
・開発者は、運用インフラストラクチャにアクセスすることができない必要があります。
・全てのユーザーは、単一セットのAWS認証情報が必要です。
これらの要件を満たす戦略は何ですか。
A)開発アカウントで以下の手順を実行する。
・アプリケーションインフラストラクチャを作成及び削除する機能をもつ開発IAMグループを作成する。
・それぞれのオペレーター開発者に対してIAMユーザーを作成し、開発グループを割り当てる。
運用アカウントで次の手順を実行する。
・アプリケーションインフラストラクチャを作成及び削除する機能をもつオペレーションIAMグループを作成する。
・それぞれのオペレーターに対して、IAMユーザーを作成し、オペレーショングループを割り当てる。
B)開発アカウントで以下の手順を実行する。
・アプリケーションインフラストラクチャを作成及び削除する機能をもつ開発IAMグループを作成する。
・それぞれのオペレーター開発者に対してIAMユーザーを作成し、開発グループを割り当てる。
・それぞれのオペレーターに対して、IAMユーザを作成し、運用アカウントの開発グループとオペレーショングループを割り当てる。
運用アカウントで:
・アプリケーションインフラストラクチャを作成及び削除する機能をもつオペレーションIAMグループを作成する。
C)開発アカウントで以下の手順を実行する。
・運用アカウントでアプリケーションインフラストラクチャを作成及び削除する機能をもつ共有IAMロールを作成する。
・アプリケーションインフラストラクチャを作成及び削除する機能をもつ開発IAMグループを作成する。
・共有ロールを引き受ける機能をもつオペレーションIAMグループを作成する。
・それぞれの開発者に対してIAMユーザーを作成し、開発グループに割り当てる。
・それぞれのオペレーターに対して、IAMユーザを作成し、開発グループとオペレーショングループに割り当てる。
D)開発アカウントで以下の手順を実行する。
・アプリケーションインフラストラクチャを作成及び削除する機能をもつ開発IAMグループを作成する。
・運用アカウントで共有ロールを引き受ける機能をもつオペレーションIAMグループを作成する。
・それぞれの開発者に対してIAMユーザーを作成し、開発グループに割り当てる。
・それぞれのオペレーターに対して、IAMユーザを作成し、開発グループとオペレーショングループに割り当てる。
運用アカウントで:
・アプリケーションインフラストラクチャを作成及び削除する機能を持つ共有IAMロールを作成する。
・共有ロールに関する信頼ポリシーに開発アカウントを追加する。
AWS公式サイトより
これで1問です。これは文字数が多い例を取り上げましたが、SAAにはこうした問題は出題されないため、対策として、問題演習量は増やす必要があります。
多様なサービスに対して深い知識を問う問題が出題される
SAPでは、SAPと比較して、出題対象となるサービスが増えます。
先述した<特に理解しておくべきサービス>で赤字で記載したサービスが例で、私の感覚では、アナリティクス系、移行系、デベロッパーツール系を中心に増えている印象があります。
また、SAAにて出題されていたサービスについても更に深い知識が問われます。
例えば、SAAでは単純な知識問題も一定数出題されますが、SAPではそうした問題は出題されず、いずれの問題においても各サービスをユースケースに当てはめて適切な使い方の選択肢を選ぶ必要があります。
対応する教材が少ない
SAAと比べて受験者が少ないためか、対応する教材が少ないです。
日本語での対策書籍は2020年にようやく1冊出た(これが完成度が高く後ほど紹介します)程度、といったように体系的に勉強する手段が限られます。
不明点や対策サイトを調べていると時に、英語サイトをgoogle翻訳するといった対応が必要になります。もう少し充実することを祈るばかりです。
資格取得のメリット
AWS認定の最上位資格であるため、クラウド等を扱う会社・部署相手であっても、「クラウド技術・AWSについて、一通り理解している」と認識してもらえる資格だと捉えています。
また、若手であれば、未経験でもAWSを使った業務へ参画したい場合に、大きなアピールになると思います。

AWS認定資格の最高峰。直接業務にて使っている方を除けば、SAA等に比べて有資格者の数も減ります。キャリアの一助にはなるはずです。
合格のための対策について
資格取得時の経験・スキル
ざっくり以下のような経験・スキルでした。
- 数年前にSAA、数ヶ月前にDVAを獲得するも業務経験はなし
- 社会人経験約3年でいずれも基盤系の開発案件のPMOとして従事
- その他IT資格として、基本/応用情報技術者、安全情報確保支援士は取得済み
資格試験を通じて、ITインフラとAWSについて一通りの理解はしていたものの、AWSの実務経験のない状態で資格取得をしたため、幅広の方に今回の情報が参考になると思います。
実施概要と学習時間
主な実施事項と、目安の勉強時間を記載します。
実務経験なしの場合は、事前にSAAに合格している前提でもそれ相応の時間がかかる想定をした方が良いです。
とはいえ、暗記勝負な部分もありますので、業務や家庭の事情等も考慮しつつ、可能な限り短期決戦に持ち込めるような計画を組むことをおすすめします。
私の場合は、有給取得をまとめて実施する期間を含めて、2ヶ月強の準備期間で合計約75~90時間勉強しました。(3日間の研修含む。)
項目 | 実施事項 | 所要時間(目安) |
①SAA試験時の振り返り | 研修資料を中心に軽く全体を振り返り | 5時間 |
②研修 | 研修受講 数百ページのテキストを2週読了 | 30時間 (研修20時間含む) |
③対策本 | 対策本(問題集)1冊を1.5周読了 | 5-10時間 |
④Udemy | 問題4回分を2周実施 | 20-25時間 |
⑤インターネット情報 | 不明点をブラックベルト、等各資料で学習 | 5-10時間 |
⑥AWS提供教材 | ExamReadines等受講 | 5時間 |
⑤模擬試験 | 受験の上、振り返り | 2時間 |
参考までに私の試験までのスケジュールを記載します。
AWS試験には慣れてきたものの、相変わらず問題演習の時間が想定よりも取れませんでした。
問題が難しく、解説ページの理解にかなり時間をとったイメージがあります。
- 試験2ヶ月前出題情報のインプット開始
研修を控え、先に①SAA試験時の資料の復習を実施
②研修後は研修資料を基に学習
- 試験1ヶ月強前〜問題演習開始
③の対策本(問題集)を一周
その後、④Umedyの問題演習も開始。②+⑤は随時実施。
- 試験一週間前模擬試験実施
結果を受けて、理解が不十分なサービスを中心にラストの追い込み
今までの学習ノート見返し等
- 試験一週間前AWS提供教材(⑥)実施
中々演習問題が解けず、少しインプットが足りないかもしれないと考え、直前ではあるもののExamReadiness等の講座を受講
- 試験当日試験合格
実施事項
ここではひとつひとつ、実際にやったことをお伝えします。
①AWS主催研修:30時間(研修20時間+資料学習10時間)
AWSが主催する「Advanced Architecting on AWS」という同資格に対応する3日間の研修があり、そちらを受講しました。
※会社の施策で参加可能なため、受講しました。参加費は10万超えのため、資格合格のために参加する必要は全くを以てないです。ただ、AWSの方から導入事例を聞けたり、ハンズオン学習も充実していて、総合的には参加してよかったなと思いました。
研修中、業務から外れられると思ったら、研修後会社に戻されて悲しかったです。
研修参加後は、同研修で配布される数百ページに及ぶテキストを利用して、各サービスの語句や概要、ベストプラクティス等を学習しました。
特に、分析系のサービスは普段の業務で使わないため、感覚がつかめず、重点的に勉強しました。
あとは認証系が苦手で、SAML2.0やCognito系の問題は苦戦した記憶があります。
やり方としては、SAAの時と同様、本のように読んでいってわからないところはノートに書き出したり、類似サービスをまとめたりしていました。
会社の経費や施策で同研修を受講できない方は、インプットの軸になる教材として、Umedyの以下講座をおすすめします。
>>Ultimate AWS Certified Solutions Architect Professional 2022
※Umedyは不定期でセールを行なっており、その場合は更に安くなります!

今回紹介した講座は字幕はつけられるものの、主言語は英語となっています。英語は勘弁という方にはおすすめできません。。
②対策本:5-10時間
本試験は多くの問題演習を積む必要があるなと感じていましたので、SAAと比べて早めに問題演習に着手しました。
受験した当時は1冊しか日本語の参考書籍がありませんでした。
しかし、こちらが非常に頼りになる存在で学習の助けになりました。
構成としては簡単に各サービスの概要を説明がなされ、その後に問題演習、最後に模擬試験として一回分の模擬試験が掲載されています。
本当は2周する計画で、一周目のときに間違えた問題等はチェックをつけていたのですが、2周目は途上で終わってしまいました。

演習問題に対する解説の充実ぶりが素晴らしいです。こちらを通じて、今まで頭に入れた情報の過不足の理解と、SAPの問題の形式及び問題文から回答の根拠を探るための勘所を理解することができました。
私の合格後にもう一冊日本語の対策書籍が出版され、気になってつい書店で手に取りました。
構成は私が使用した本と似ているのですが、各サービスの説明部分のページが図解等がわかりやすく、非常によくまとまった書籍だなと思いましたので、紹介します。

書籍中心に学習したい方はこの2冊にやり込みましょう。
③Udemyの問題演習:20時間-25時間
私はUdemyの下記講座(問題演習)を使いました。
こちらも日本語で出版されている講座としては唯一です。
AWS 認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル模擬試験問題集(全5回分375問)

誤字などが少なくない部分は否めませんが、定期的に問題も更新されることが、Umedy(オンライン教材)の良いところですね。多くの演習を積むことができるため、こちらも強くおすすめできます。
取り組み方としては、一周目はわからない問題も多々あったため、回答はせず、設問と解説を同時に読み物として読んで情報をインプットにあてました。
解説でもわからない語句などをブラックベルト等を使って調べ、理解を深めました。かなり時間をかけた記憶があります。
その上で、二週目に取り組んで、実際に理解できているか確認しました。

2回目でも合格基準すれすれの回もあり、かなり焦った覚えがあります。
また、この演習の中で、知識の習得も必要ですが、解法を掴む事もかなり意識しました。
というのも、SAPは時間制約との戦いにもなります。
具体的には、「各選択肢の違いに着目する」→「問題文を文節ごとに分解して考え、選択肢の違いに対する判断の根拠になる文言を見つける」のサイクルを早く回せる様に意識して各設問を解いていました。
また、解説を見る際に自分の着眼点が間違っていなかったか、また不要なところで悩んでいなかったかを確認するようにしていました。
④AWS提供教材:5時間
演習問題の正答率がいまいち上がらないこともあり、もう少しインプットを増やしても良いのではないかと考えて以下に取り組みました。どちらも無料ですので気になった方は使ってください。
→動画形式になっていますが、話に冗長感もあるので、適度に省略しつつ、簡単に一周しました。モジュールごとに例題もついていますので、そちらは活用できると思います。
→こちらは動画自体はほとんど視聴せず、添付資料目当てで受講しました。

対策としては必須ではないので、少し目線を変えて試験勉強に取り組みたい方に視聴頂ければと思います!振り返ると対策書籍やUmedyの理解度を高める方が優先すべきだったかなと思っています!
⑤模擬試験演習:2時間
下記サイトから20問の過去問を解くことができます。
AWSが公式に提供している数少ない問題のため、直前期に必ず実施することをおすすめします。
やり方は、到達度テストのつもりで、正答率を図る方式を取りました。
事前に〇〇%以下だったら試験を1週間遅らせよう、といった基準を設けておくと確実です。

私は合格水準:75%以上に対して、60%の出来で凹んだ記憶があります。しかし、結果的には合格を掴んでいるため、仮に成績が悪かったとしても諦めずに取り組みましょう。
模擬試験の提供方式が現在の形式になったのは2021年12月です。
私が受験した当時は、有料(2000円)、かつ各問題の正誤がわからず、解説も提供されていませんでした。
そのため、問題のスクリーンショットを取り、わからない問題を調べる作業をしました。
しかも調べてもわからない問題も結構存在し、試験前に不安になった記憶が、、(笑)
今から対策される方はその点、恵まれていますので是非有意義に使ってください。
その他:各サービスを調べる際に役立ったサイト
学習を進める中で不明点を調べる上で、役に立ったなと思うサイトを紹介します。
・AWS サービス別資料(通称:ブラックベルト)

各サービスについて、スライド数十枚に及び詳しく解説がなされています。
本試験合格のため、ブラックベルトを読了する必要はなく、あくまで理解しにくいサービスのみ読むといった使い方がおすすめです。また、中には更新日付が古いものもありますので、できる限り新しい情報の資料を確認しましょう。
・AWS各サービスのFAQ(よくある質問)ページ
例:EC2のFAQページ

各サービスの紛らわしい部分や試験の中で回答の根拠になるような特徴が記載されています。
(各対策問題もここを出典に作られていることも多いです。)
こちらも量が多いので、自分の中で理解しにくいサービスのみこのページをパラパラと眺めてみると理解が深まると思います。
・AWS(Amazon Web Service) に関する用語の違い比較表で詳しく説明
個人の方が運営されていて、情報の更新は一部追いついていない部分もありますが、試験の中で出題されがちな各サービスの違いについて、簡潔にまとめられていて、参考になります。
ページ数も多くないので、時間がある時に一気にまとめて確認しておくのも良いと思います。

スキマ時間に確認できるので、通勤時間などにもおすすめです!
・Jayendra’s Cloud Certification Blog(英語ブログ)

情報が古いものもありますが、他の方の試験体験記にて紹介されていて、各サービスの概要や例題が詳しく端的に載っていたため、参考にしていました。
日本語でのコンテンツの情報量に不満がある方はこちらも参考にしてもらえればと思います。
試験日当日
会場によっては試験中に試験中常時カメラをつける必要があり、かつちょっとした体の向きの変化等でも注意される(しかも日本語対応していない)とことがあるため、試験場所については社内に資格取得者がいれば確認してみると良いと思います。
自宅受験も勿論良いと思います。しかし、私はなんとなくではありますが、受験している適度な緊張感が欲しく会場での受験を選びました。
そのため、別試験で問題なく利用させてもらった「新宿駅前テストセンター」にて受験しました。

SAAやDVAを受けた「銀座CBTS歌舞伎座テストセンター」同様、私にとっては若干遠い場所にあるものの集中して試験を受けられる環境でした!
試験結果
試験結果は試験終了後、その場で画面に表示されます。

確認し忘れて後日メールで結果が来るまでドキドキの同僚がいました、、
本当にボーダーラインギリギリではありますが、一回で合格しきることができました。
正直考え込む問題が多く、自分で合格かどうかを判断することすら難しかったため、結果が出たときは嬉しかったです。

資格の有効期限は3年となっており、SAAなど他AWS認定資格と同様に更新制度があります。
また、プロフェッショナル資格に合格すると同じタイトルのアソシエイト資格の有効期限も受験日から3年間延長されます。
試験を経験した所感・コツ
長時間の受験となるため万全な体調で
180分(3時間)の長い時間の受験となります。後述しますが、この3時間をフルに使うことになるため、体調を万全にしておく必要があります。
月並みですが、以下のことに気をつけましょう。
- 前日は睡眠時間を確保する
- 休日等に受験する(会社帰りなどはやめたほうが良いと思います。。。)
- 事前に水分補給やトイレ休憩を忘れずに

当日のコンディションが悪いと合格率に影響が出るレベルの試験です!
時間との戦いになるため、試験戦略を練るべし
本試験は合計75問で回答時間は180分のため、1問あたりの回答時間ではアソシエイト系試験よりも時間が十分に確保されています。
しかし、問題の質が全く違い、こちらは時間が足りなくなるケースがあると思います。
具体的には、一周目に問題を解く際は回答に自信がない問題は、何秒以上決断できなければ、旗マークをつけて次の問題へ進み、後でまとめて解くことを推奨します。
解ける問題を確実に、落ち着いて実施できる時に回答しきるためです。
また、集中力が続かないため、途中休憩の時間を予め考慮した方が良いです。
私は一時間おきに5分休むと考えて、10分を除いて、試験解答時間を170分と見込んでいました。
解き直し含めて時間を目一杯使って回答しました。
日本語訳が不自然な場合は英語版を確認して対応可能
SAA同様、試験問題が正しく翻訳されていないことがあり、問題文ないし選択肢が何を意味しているか分からないことがあります。
その際は、英語訳に切り替える事ができますので、そちらを一度確認して対応をおすすめします。

英語が苦手な方も、よくわからない箇所だけ確認すればよいのと、日本語訳がおかしい問題が頻出するわけではないので、そこまで構える必要はありません!
まとめ
いかがだったでしょうか。
他のAWS認定資格と比べ、対象になるサービスも、問題の複雑さもレベルが上がりますが、その分資格に対する価値の評価も高いですし、何より自分自身の自信になる資格だと思います。
とはいえ、資格を取得だけでは実務推進が可能かといえばそれはまた別問題であるため、絶えず自己研鑽を積んて頂ければと思います。(自分自身にも言ってます(笑))
皆さんの試験合格をお祈りしています!
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