
今回は、Berwick1707のUチップ(モデル名:4477)のワンシーズン経過後のレビューをお届けします。
- 「Berwick1707」の代表モデルの評判、使い勝手が知りたい人
- どんなファッションにも馴染みやすいUチップを探している人

服好きの私がお届けします!
- 学生時代、東京コレクションでもインターン経験あり
- 服を年間100万円近く購入していた時期あり
- COMME des GARCONS、sacai、Maison Margiela、MARNIなどを愛用
- ブログ村 メンズファッションランキング 1200ブログ中2位獲得!
購入したきっかけ

ここ数年、プライベートで革靴を一足をもっていませんでした。
NewBalanceを始めとするスニーカーの手軽さという誘惑に負け続けていました。
ただ、社会人にもなるとちょっといいレストランに言ったり、オペラ鑑賞に行ったりとスニーカーでいくことを少しためらうシーンがでてきてしまい、革靴を買うことにしました。
ただ、私はプライベートでジャケットスタイル等、革靴に合わせる王道のスタイルをほどんどしないため、適度なカジュアル感のあるシューズを探していて、Uチップに狙いを定めました。
当初はカジュアルに履くUチップの代表「Paraboot」のシャンボードを購入しようと思い、試着したのですが、店員さんにレディースサイズの方が良いかもと提案される等、ちょっとサイズ感に悩んでいました。
そんな時に、Berwick1707が3万円以下でこのハイクオリティで提供していることを見つけ、購入する運びとなりました。

試着の際、バーウィックの店員さんも、Parabootの店員さんもすごく良い対応をしてくれたのを今でも覚えています!
Berwick1707をさくっと紹介

「Berwick1707」は、スペイン発のブランドです。
本格的な靴をつくりながらもリーズナブルななプライスで手に入れることができることでも有名です。
<バーウィック 1707>は、1991年スペイン、アルマンサ(Almansa)で誕生しました。
高台に聳える古城跡をシンボルに抱くこの街は、靴作りの熟練職人を多く抱え、革靴の名産地として世界的に有名な街です。
スペイン継承戦争へと繋がる1707年のアルマンサの戦い(Battle of Almansa)で勝利を治め、争いを終結させた英雄バーウィック公爵(Duke od Berwick)と歴史的に強いつながりの深いこの街で生まれた<バーウィック 1707>は、彼の功績に敬意を表し名付けられました。
英国のクラシックテイストとイタリアやフランスの色気を上手く融合させたスペインらしいバランスの取れたデザインは、欧州を中心に高い評価を得ています。
berwick公式サイトより
外観
全体感
フレンチカジュアルテイストを踏襲した、ソールやつま先にボリュームを持たせた「丸っこさ」がいい感じです。
この適度な「丸っこさ」がいい感じに私服で使っても気取らず、華やかさを作ってくれます。


Uチップはフレンチ感のあるおしゃれな雰囲気を醸し出してくれます!
履き心地については、最初は少しかかと部分を中心似硬さを感じますが、履き慣れてくるとだいぶ馴染んできます。
Uチップはかかと部分が直線的になりがちなのか他のブランドでもよくありがちなため、最初は集めの靴下を履いたり、事前に靴ずれが起きそうな場所に絆創膏をつけておくなどケアするとバッチリです。
トゥ部分
「ステッチが大きめに入っていること」「白色の縫い紐」が特徴的ですね。
このあたりもカジュアル感の演出には欠かせません。
加えて、デュプイ社のボックスカーフの革の質感が全体の雰囲気を引き締めてくれます。
履き皺も綺麗に出そうな革質なので、この後のエイジングも楽しみになっています。


クリームなどでケアするといい感じに光沢が出る革質です!
ソール部分
ヴィブラム社製のソールを使っており、耐久性も抜群です。
10回程度既に履いていますが、全く削れていないのが嬉しいです。
また、雨の日にも履くことができます。
さらに、本製品はゴムを発泡させて作っている為、通常の素材よりも約半分ほどの重さに軽量化されており、革靴でありながら手軽に履けるよう配慮がなされています。

その他の写真

スペック
主な項目を以下にまとめました。
型番 | 4477 |
ブランド | Berwick 1707 |
価格 (メーカー定価) | 29,700円(税込) |
製法 | ノルウィージャンウェルテッド製法 |
素材 | アッパー:BOX CALF(デュプイ社/フランス) アウトソール:ヴィブラムソール |
原産国 | スペイン |
サイズ感 | 下のサイズ表参照。 私の手持ちと比較するとリーガルよりやや小さめです。 |
サイズ | ヒール高 | 靴幅 |
24 | 2.5cm | 9.3cm |
24.5 | 2.5cm | 9.4cm |
25 | 2.5cm | 9.5cm |
25.5 | 2.5cm | 9.6cm |
26 | 2.5cm | 9.7cm |
26.5 | 2.5cm | 9.8cm |
27 | 2.5cm | 9.9cm |
27.5 | 2.5cm | 10.0cm |

アンダー3万円で「ヴィブラムソール」「デュプイ社のボックスレザー」と愛着のわくこだわりが詰まっていていい感じです!
端的に言うと、グッドイヤーウェルト製法と縫い方が若干異なります!
どちらもメンテしやすい製法で作られているので、マニアの方以外は気にしなくて良いかもです!
Berwick 1707その他のおすすめモデル
Berwick1707には常時100種類を超えるアイテムが展開されているため、確実に自分の好みのアイテムを探すことができるかと思います。
私が二足目として狙っているおすすめの定番品をご紹介します。

コインローファー(5260)
カジュアルに履く革靴として定番の「ローファー」。近年また人気も高まってきているようです。
RIOSと呼ばれる高級紳士靴メーカー御用達の有名なフルグレインレザーを使っており、奥行きと透明感のある艶が特徴になっています。
ソールはヴィブラム社のゴムソールで、こちらも長く愛用できそうです。

日比谷店の店員さんも最近お求めが多いと仰っていました!
Uチップ(6823)
Berwick1707では、今回私が購入した形以外のUチップも多く販売されています。
こちらの先端にステッチが入るタイプもかなり魅力的で悩みました。
少しドレッシーな形になるので、ジャケパンスタイルを好まれる方等にとくにおすすめです!
紹介したUチップ同様、デュプイ社のボックスカーフを使用しています。
プレーントゥ(3680)
RakutenFashion内で度々ドレスシューズランキングで1位になっている本アイテム。
光沢のあるコーティングレザーと高級ソールの代名詞「JR(Joh.Rendenbach社)」のソールが使われていることが特徴です。

この価格帯で本格高級靴のスペックを兼ね備えてしまっているのだから、Berwick1707は物欲が止まらなくなるブランドですね(汗)
まとめ

いかがだったでしょうか。
Berwick1707のUチップは本格レザーシューズの入門として購入するのにピッタリなピースを兼ね備えています。
私、同様革靴沼へ招待されてしまうかもしれませんが、そのくらい買って損はしないアイテムだと思いますので、私服でレザーシューズを購入してみたいと思われている方は是非検討してみてください。
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