
今回は、「ビジネスマンが持つべきネクタイのポイントとおすすめ」と題して、ネクタイを購入する際のポイントとおすすめのネクタイを紹介します。

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ネクタイを購入する際のポイント
サイズ感
巷にサラリーマンの方を見ているとサイズ感があっていない方が多いです。
サイズ感は縦(全長)と横(大剣の幅)の2つの観点があります。
縦(全長)については、ネクタイを締めた際に大剣の下の部分がベルトにかかる程度の長さが適切です。それより長い場合はだらしない印象になってしまいますし、それより短い場合はアンバランスに見えてしまいます。
結び方にもよりますが、日本人の場合、一般的に140-150cmの長さのネクタイを選択すると良いです。
日本のブランドのネクタイはおおよそ上記の長さの範囲内のネクタイが多いですが、外国のブランドを購入する場合には、一部上記の長さよりも長い場合があるため、長さが適切か確認する必要があります。
横(大剣の幅)については、7~9cmが一般的に推奨されていますが、個人的にはよりスタイリッシュな印象にするため、6.5~8cm程度のネクタイを推奨します。ネクタイが細い方が、縦に長い印象を作ることができ、スタイルがよく見えるためです。
<参考:大剣幅7.0cmと大剣幅8.0cmの印象の違い>


耐久性
ネクタイは消耗品のため、耐久性が重要です。
シワやスレのあるネクタイは印象が悪くなってしまいます。
光沢感の強い生地や薄い生地のネクタイの購入は、デザインが気に入った際や用途が明確にある場合に留めると、コストパフォーマンスが上がります。
特に、結び目の部分は生地に最も負荷がかかり、ネクタイの持ちの良さに直結します。
そのため、ケアする方法として、週末や月末など定期的にあて布をした上でアイロンをかけてシワを伸ばすことをおすすめします。
汎用性
汎用性の高い無地のベーシックカラー(ネイビー、グレー系)を揃えてローテーションを組み、その上で、暖色系や柄、ストライプなどデザイン性のあるネクタイを追加することをおすすめします。
勿論、勤務されている業種にもよりますが、比較的オフィスでのドレスコードが緩和され、私服やビジネスカジュアルでの勤務も可能となっている時代に「スーツ+ネクタイ」を着用する場合は、フォーマル寄りの装いが求められているのではないかと推測しています。
そのため、本ページをご覧の皆さんに推奨できるかと考えています。
汎用性の高い(=無地のベーシックカラー)ネクタイの利点は、以下の2点です。
- ミニマムで確実なコーディネートが簡単に作れる
- 印象に残りにくく、先日着用することが可能で、ネクタイの所有本数を減らす事ができる
これらの利点があるため、汎用性の高いネクタイを意識して購入してみてください。
おすすめのネクタイ
Y&TAILORのゼニア社生地使用ネクタイ
スーツ等の生地提供ブランドで世界最高峰のブランドとも称される「Ermenegildo Zegna」社の生地を使用して1本5500円というコストパフォーマンスの高さを実現したネクタイです。
通常ゼニア社の生地を使用したネクタイであれば数万円する場合もあるため、ECサイト専業のブランドで低価格での提供を実現してくれているネクタイは毎日使うビジネスマンの強い味方で、大変有り難いです。

ウール素材ではありますが、通年使える素材になっています。また、良質な生地故の質感の高さがあり、シルク生地ではないため、よりシワになりにくい点が良いポイントです。
私はグレーとダークネイビーの2色を愛用していますが、生地の厚さからか結び目がずれにくい点もおすすめできるポイントです。
加えて、ネクタイの裏側にゼニア社のタグがつけられている点も、ちょっとした気分を上げる点で個人的には好みです。
唯一注意すべき点は、ネクタイの全長が148cmと比較的長めに設定されているため、身長が大きくない方やシンプルな結び方をする方はサイズ感がフィットするか確認して購入することをおすすめします。
(私は165cmでプレーンノットで着用し、ギリギリ問題なく(やや長め?)程度のサイズ感でした。)
アルコディオのロロピアーナ社生地使用ネクタイ
イタリア本格仕様のシャツを低価格で販売するアルコディオが提供する、高級生地ブランド「Loro Piana」社の生地を仕様したネクタイもおすすめです。
ポイントは、生地の質やデザインの汎用性の高さもさることながら、各デザインの中で大剣幅の幅が7cm・7.5cm・8cmと0.5cm刻みで3種類展開されており、より好みに合ったサイズ感を選択できる点です。
1本ネイビーの無地の7.5cmのネクタイを所有していますが、こちらもY&TAILORのゼニア社生地使用ネクタイ同様、ヘビーローテーションできるアイテムとなっています。
また、気に入り過ぎて、同じくロロピアーナ社の生地と使った落ち着いたストライプ柄のネクタイを新たに2本予約したため、届いた際にはレビューをできればと考えています。

注意すべき点は、非常に人気の商品があり、毎回入荷してから数日で売り切れています。

そのため、気になった方はアルコディオのLINEまたはメールマガジンに登録して入荷タイミングの通知を受け取れる状態にすることをおすすめします。
また、急いで手に入れたい方は類似した商品として、先程紹介したY&TAILOR社からもロロピアーナ社生地を使用したネクタイが販売されているため、気になった方はこちらからチェックしてみてください。
FAIRFAXのバスケット織りシルクネクタイ
FAIRFAXは日本を代表するネクタイブランドで、オーソドックスで品質の高い製品を作るイメージの強いブランドです。
私は弟が毎年ネクタイの福袋を地元の百貨店で購入していて、その中に入っていたFAIRFAXのネクタイを1つ貰って着用してみた際に、品質の高い印象を持てたため、日本製であることも相まって、先に紹介した2ブランドでは網羅できないネクタイを購入する際にまず選択肢に入れています。
加えて、展開する会社自体は数年前が民事再生法を適応し、再出発しており、日本製の質の高いブランドは是非残ってほしいという若干主観も入っている旨、ご了承ください。

今回下リンクのネクタイを数ある中からおすすめした理由は、品質の高さ・オーソドックスなデザインに加えて、シルクを使った適度なツヤ感があるため、例えば会食や飲み会を控えた通勤の日に非常に使いやすい印象があり、紹介させてもらいました。
まとめ
ネクタイは体の中心に来るため、ビジネスマンのコーディネートの印象を左右する重要なアイテムです。
今回の記事の内容は就活生からベテラン社員の方まで共通して頭の片隅入れていただければと思います。また、ベーシックでサイズ感のあったコストパフォーマンスに優れたアイテムを使うことで、ビジネスマンとして良い印象を作ることに本記事が少しでも役に立てば幸いです。
<本記事が気になった方はこちらも御覧ください>
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