
転職時、特にコネでもない限り、転職エージェントの活用は不可欠です。
そのため、「転職エージェント活用のメリットと活用法」を紹介します。

転職時、コンサル4社全内定の私がお届けします!
- 早慶卒。大手IT会社に数年勤務の後、外資系コンサルティングファームへ転職
- 転職活動時、出願した全てのコンサルティングファームから内定を獲得(計4社)
- グローバル/大型ITプロジェクトをメインに日々奮闘中
- 転職の際に有効活用すべき転職エージェントとの付き合い方を参考にしたい人
- コンサルティングファームの選考を通過したい方

転職エージェント活用のメリット
転職エージェント活用のメリットは数多くありますが、私が実際に転職活動を経験して、特に良いと思ったメリットを5点紹介します。
選考の事前情報が受けられる
各社の毎回の面接の前に、過去の実績に基づく面接に関する情報を教えてもらうことができます。
私は以下の情報を共有して貰っていました。
- WEBテストの種類、合格率目安
- 主な質問内容・選考のポイント、主な不採用になる理由
- パートナー面接の想定担当者
事前に回答内容や気持ちの整理をすることができ、リラックスして面接に臨むことができます。
選考の前にカジュアル面談を実施可能
選考の前にマネージャークラスの方と1時間程度会話でき、仕事内容や働き方、等について質問することができます。
会社側から提案されることもありますが、通常はカジュアル面談を実施していない会社(私の場合はデロイト)に対しても、転職エージェント経由で、面談をセッティングしてもらうことができました。
企業の雰囲気を知ることや、自分のアピールをする機会になるため、転職エージェントがセッティングしてくれるメリットは大きいです。

カジュアル面談で手に入れた情報を選考の質疑の中で取り入れて、企業のことを認識できていることをアピールできると良いと思います!

面接•ケース面接対策が可能
エージェントの方にお願いをすれば、模擬面接を実施することもできます。
ケース面接については、ケース面接の流れやフレームワーク等、情報のインプットができていても、模擬面接の実施をおすすめします。
私の経験として、面接本番特有の「相手のリアクションを受けつつ、話を展開する流れ」は、イメージトレーニングでは中々なれることができないと考えているためです。
特に、コンサルティングファームのマネージャー経験者で実際に採用面接を実施していた人もエージェントの方にはいますので、そういった方との模擬面接を通じ、対策することがベストです。

新卒就活の場合、友達などを練習することができますが、中途採用はエージェントの活用による実践がおすすめです!有識者のフィードバックは貴重な糧です。
選考のフィードバックを入手可能
各選考のエージェント経由でフィードバックが受けられます。
内容について気になる方は、是非各選考体験記を見ていただければと思います。
次の面接で改善すべき点を把握できることは、通過率を向上させる重要な鍵です。

精神的な安定感も得ることができ、自分の実力を発揮しやすくなります!

非公開求人案件の提案
転職エージェントの方が企業との親和性を考え、一般の求人サイト等には掲載されていない求人を紹介してくれる可能性があります。
私の場合は、デロイトのあるセクションを紹介して頂きました。
募集企業側と事前に会話をしているため、期待している水準とマッチしていることも多く、選考などもスムーズに進むことが多いです。
そのため、非公開求人の紹介を受けることができると、転職活動をスムーズに進めることができます。

おすすめの活用法(複数の転職エージェントの利用)
複数の転職エージェントの利用を強くおすすめします。
理由は大きく分けて2つで、自分が実際に使用したエージェントを紹介しつつ、説明します。
体系的な情報収集が可能
一般的なエージェントとコンサル特化のエージェントに登録することで体系的な情報収集が可能です。

まずは一般的なエージェントの話です!
以下サイトに登録・面談し、自分にどのようなオファー(件数、仕事内容、条件)が来るかや、コンサル会社以外にも大手SI企業のコンサル職等の情報収集に役立てていました。
複数のエージェントに登録することで、新たなキャリアの可能性を得ることができます。
しかも、サービスの利用は無料の上、面談をする際は職務経歴書などは使い回せるので、面談する時間のみ作れば色々な情報を聞き出せるので、転職活動初期に一気に面談してみること強く推奨します。
いずれも、ハイクラス人材を専門としていることが多いため、コンサル系の案件にも強いです。
また、事業会社系のコンサルポジションなどを紹介いただけることが強みです。(例:NTTデータのITコンサルタント等)

次はコンサル特化のエージェントの話です!
「【アクシスコンサルティング】」へ登録し、コンサル会社の求人状況の収集から始まり、転職終了まで手厚くサポート頂きました。
「【アクシスコンサルティング】」については、コンサルティング業界の転職支援に特に力を入れており、面接内容や最新の各社の選考難易度情報、更に模擬面談まで非常に充実したサビービスをしていて、頭一つ抜けている印象があります。
私は「【アクシスコンサルティング】」をメインとして活用をさせてもらいつつ、先に紹介した3エージェントとも連絡ととり選考を勧めていました。
それぞれの担当者によって、非公開求人や最新の求人状況等情報が異なることも多いため、こちらも複数の転職エージェントにコンタクトを取ってみることをおすすめします。
転職エージェント間のサービス競争が発生
転職エージェントは、転職希望者が転職することで、紹介先の企業から数百万単位で手数料が入るビジネス体系となっています。
そのため、複数の転職エージェントとコンタクトを取っている方には、是非自社経由で転職して欲しいため、対応の質や優先度を上がる可能性があります。
具体的には、以下のように、積極的に対応頂いている姿勢を感じました。
- 他エージェント経由の選考状況に応じて、面接の日程調整や内定後のオファーの期日をかなりアクティブに調整
- 各コンサルティングファームの特徴を事細かに説明いただく
私は、それぞれの良さを感じ、複数エージェントから選考を進め、それぞれ内定を獲得しました。
当初、内定オファーを断ることになった転職エージェント・内定先企業に申し訳なさを感じていたのですが、エージェントの方もごく一般的なケースであり、気にする必要はないと仰っていました。

転職エージェントの担当者の方の貴重な時間を使ってもらっているため、敬意と感謝を忘れずにご利用をお願いしたいところです!

まとめ
転職エージェントのメリットと活用法をまとめました。
転職エージェントを有効活用することで、充実した納得感のある転職活動に近づけることができます。
自らの望んだキャリアを実現するためにも、是非記事の内容を参考にしていただければ幸いです。
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