【コンサル転職4社全内定者が語る!】転職時のwebテスト/ケース面接対策について【コンサル転職】【書籍紹介】

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今回は、私が実際に実践していた転職の際のwebテストやケース面接の対策について、簡単に共有したいと思います。

コンサルファームへの転職に限らず、転職全般に共通する部分もあるかと思いますので、参考になればと思います。

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webテストについて

コンサルファームは、新卒就活だけでなく、転職時にもwebテストを実施するところが多いです。

私は4社選考を受けた中で、3社にてwebテストがありました。

(いずれもWEB-CAB/GABと呼ばれるもので、デロイトのみwebテストがありませんでした。)

スタッフポジションに応募する場合、いずれかのファームではwebテストを実施することになると思いますので、準備をすることをおすすめします。

実践した対策

テストに出題される範囲のみ、参考書の問題を一通り解きました。

これは個人の感想として聞いて頂きたいのですが、新卒就活と比較して、webテストで採用を見送るパターンは少ないと思いますので、問題の形式に慣れるために受験するテストタイプの参考書で「初心者向け〜、初級〜」といった表現がないものを軽く一周すれば問題ないかと思います。

やり方としては、webテストは時間との勝負の要素が大きいため、時間を計測して、一文あたりの回答ペースが問題ないかも合わせて確認したほうが良いです。

そうした中で、非言語の問題については、不正解の問題は解説を読み、解法を頭の中に入れて対策をしていました。

言語の問題については、正直解説を読んでも本番同じような問題が出るわけではないため、解くスピード感の確認のみを対策として行いました。

(正直、日本語の文章を素早く読んで本文中で述べられている/述べられていない/どちらとも判断がつかない、を判断する能力は日頃培ってきた日本語の運用能力に依存すると考えおります。。)

使用した書籍

私が実際に使ったものは以下となります。

・【Web-CAB・GAB Compact・IMAGES対応】 これが本当のCAB・GABだ! 

当時、関連書籍を調べた中で、レビューが一番良かったので購入しました。

問題数はそこまで多く収容されていませんが、一通り出題形式を網羅でき、良かったです。

レビューの中で、kindle版だと見づらいと言う意見が多々あったため、紙媒体の購入して使いました。

・<追加で演習したい方向け>CAB・GAB完全対策

私は言語の問題について、どんな文章が問題文になるかイメージを掴んでおきたかったので、書店で時間があるときにこちらをパラパラっと目を通させてもらいました。

ケース面接について

まず、コンサルファームの中途選考におけるケース面接の有無についてです。

戦略系のコンサルティングファームではほぼ確実に採用までの選考フローの中で、確実にどこかでケース面接が行われることになると思います。総合系コンサルファームについても基本的には実施されるものの、ITコンサル職等では行われないケースもあります。

エージェントの方いわく、同じ採用ポジションでもケース面接がある場合とない場合が混在するケースもあるとのことでした。

そのため、コンサルファームへの転職活動をする際は、最低限の対策は全員しておくべきかと思います。

なお、私は戦略系のコンサルファームを受けていないため、今回の対策はあくまで、総合系コンサルファームの内定をとった際の対策として捉えてください。

実践した対策

書籍によるインプットをした後、一度エージェントの方に依頼し模擬面接を行いました。

はじめに、書籍による学習で、ケース面接の流れやよく使われるテクニックや思考法をインプットしましょう。ケース面接にはある程度決まった形式が存在するため、それらを知らずにケース面接に臨むといくら高い思考力があったとしても、面接者の期待した流れや回答にならない可能性が高いためです。

※一方で、書籍によるインプットはあくまでケース面接に向けた概要レベルのインプットであり、日頃の思考の繰り返しが最大の対策になることは言うまでもありません。

その上で、面接時には、人とのコミュニケーションの中で結論を導き出すことになるため、模擬面接等のアウトプット(実践)をしておくことをおすすめします。

(新卒就活の際は、OBや大学の友達などと想定問答をするなど近くに相手にいたかもしれませんが、転職活動の場合は、コンサル業界等ケース面接がある分野に転職支援を行っているエージェントの方にお願いするのが最も現実的かと思います。)

<参考:コンサル転職時に特に役に立ったエージェント>

コンサル業界転職の実績No1【コンサルアクシスコンサルティング】(別途記事化予定)

二十代の目標がない人にこそコンサルティングファームを勧める理由

使用した書籍

・東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」

こちらは新卒就活の時に購入した本を改めて見返しました。

ケース面接を実施したことがない方が最初に読む一冊として、おすすめです。

9題のオーソドックスな例題を元に、与えられたお題に対する「前提定義→現状分析→課題特定→解決策の立案→優先順位の決定」といった一連の流れを非常にわかり易く解説しています。

また、本の最後にフレームワーク50選として、よく観点の洗い出しに使われる項目を一覧として記載されており、そちらが個人的には便利でした。(精神的な安心感の側面が強かったですが。。)

面接直前に見返しておくと、ケース面接のお題目に対する現状分析の切り口が頭に残った状態で面接を受けることができます。

・戦略コンサルティング・ファームの面接試験―難関突破のための傾向と対策 

私が持っているのは一つ古い版ですが、こちらも一通り読みました。

記載されている例題が、ビジネスケースが中心となっており、上記の書籍と比較して、より実践的になっています。タイトルにもある通り、戦略系に関わるトピックが多いことと、例題の中で検討する切り口も多岐にわたる印象がありました。

読み物として面白かったため読了したものの、実際に記載されているフレームワークや論理展開を実践できるレベルではなかったのが正直のところです。

そのため、転職に向けた準備というよりも、ビジネス書を手に取る感覚で読む観点でおすすめしたい本です。

・現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける! 

ケース面接と直接関係ないように思われるかもしれませんが、「与えられたお題に対して、論理的に考えて一つの解を導き出していく」一連の流れを例題を解きながらトレーニングしたく、こちらも合わせて読んでいました。

フェルミ推定系の本の中でこちらを選んだ理由は、先に紹介した東大生が書いたシリーズの本が読みやすく、こちらも読みやすいのではと考えたためです。

フェルミ推定は、ある程度思考のフレームワークを身に着けた後、自己完結で実践までできる点で思考のトレーニングとしておすすめです。

例えば、「ある店舗の月の売上はいくらか」等自分で課題を設定して、解答を考えてみて、その答えをネットで検索(該当チェーン店の売上高と店舗数など)することで、ある程度答え合わせができます。

まとめ

ケース面接とwebテストついては、そこまで時間を掛ける必要はないものの、無対策の方と最低限の対策をした方では大きな差が生まれる部分だと思います。

また、経験上、選考の直前に短期間で取り組むのが効率的ではないかと考えています。

そのため、気に入った書籍などインプットを定め、迷わずそれを一読して、感覚を掴むことをおすすめします。

<参考:webテストがあったベイカレントの面接体験記>

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