
デロイト・トーマツコンサルティングの二次面接(中途採用)の内容を共有します。
これからデロイト・トーマツコンサルティング(DTC)へ入社したいと考えている、20代や第2新卒の方の参考になればと思います。
面接概要
デロイト・トーマツコンサルティングの二次面接(中途採用)の概要は以下です。
WEB会議での面接となりました。
前回、一次面接の際に選考を受けるユニットの変更を勧められ、それを受諾した状態であり、今回は名目上はカジュアル面談と言われていました。
しかし、お忙しい中二名も来ていただいて選考要素がないとは言い難く、当然面接のつもりで臨みました。
場所 | WEB会議 |
時間 | 45分程度 |
面接官 | シニアマネージャー1人 マネージャー1人 |
内容 | カジュアル面談形式 |
連絡 | 1営業日後 |
結果 | 通過 |
面接内容
質問内容
1.ユニットの紹介(15分程度/相手側から)
2.紹介に対する質疑(5分程度)
2.自己紹介(5分程度)
2.面接官からの質問(15分程度)
- なぜ新卒時にコンサル業界ではなくIT業界を志望したか
- 新卒時の入社の決め手は
- ITやコンサル業界をどのように捉えているか
- 入社したらどのようなキャリアを歩みたいか
- コンサル業界は厳しい側面もあるが問題ないか
主な回答
一応カジュアル面談という名目でしたので、聞き方はかなりフランクではあるものの、志望動機等を中心にこちらからも面接官の質問に回答することになりました。
また、面接官の方も大手Slerからの転職組ということで、IT業界とコンサル業界の比較といった会話にもなりました。一番の違いは「0→1を作る、意思決定の量が違う」と回答した所、納得いただけたようでした。
一次面接との違いは、コンサル業界の厳しさへの覚悟を問われ、私の友達でも御社に新卒で入社し、既にやめてしまっている人もいることを伝えた上で、それでもチャレンジしたい旨を伝えました。

選考を終えて
印象
カジュアル面談の形式をとっていたこと、出身大学が面接官二人と私が全員同じであったこともあり、大学のかなり踏み込んだ雑談になるなど、かなりフランクな会となりました。
その他、雑談もまじりながらの雰囲気でしたが、節々に仕事への情熱やプライドを強く感じることができました。
面接官の方々も大手日系企業の中で、働かない中年の方々を見て、これは違うと思ってコンサルティングファームを志し、大変なことも多くあれど、なんとか今のポジションにたどり着いたといった事を赤裸々に語っていただきました。きっとその積み上げの中での自信が話し方にも現れ、仕事へのプライドを感じ取ることにつながったのだろうなと思います。非常に格好良く映りました。
また、こころなしか一人の社会人の先輩として、若手を育て上げたいという気持ちが伝わってきました。面接というよりは、応援されているような気分になる時間でした。
(全て私の思い違いかもしれませんが、、、)
例えば、コンサルタントとして長く活躍するために、「常に8割程度の力を安定して出すべき」といった長年コンサル業界に携わる方の重みのあるアドバイスを聞くことができ、今でも面接時の事を忘れずに覚えています。
選考のポイント・対策
・コンサル業界へ適応しようとする覚悟があるか
→今回の面接はこれに尽きると思います。
最近はコンサル業界にも働き方改革の波は確実に来ており、10年前とは変わったと皆口を揃えて言います。しかし、それでも厳しい業界であることに変わりはないため、コンサル業界で生き抜く覚悟は選考の中でアピールした方が良いと考えています。
フィードバック
エージェント経由で、面接官より以下のフィードバックを頂きました。
※尚、デロイトは他のコンサルファームと比べて、フィードバックは少し少なめでした。完全に予想ですが、少しドライな社風なのかもしれません。こういった違い等から自分に合う合わないと感じ取ることも転職活動を成功させることに繋がると考えています。
<良い点>
- 苦労することがあってもコンサルタントとして成長したいという意思を感じることができた
- 是非、一緒に働きたいと感じることができる人となりであった
まとめ
今回はあくまで面談の位置づけであったため、選考結果は明示的には通過とは言われず、次の面接の案内がなされました。
私はこれから2回は最低面接があると思っていたのですが、次が最終面接だと言われ驚きました。
とにかく、面接(面談)を通じて、社会人としてのモチベーションが上がりました。
転職を実際するかはさておき、転職活動自体を始めてみてよかったなと心から思いました。日々の仕事の中とは違った刺激を得ることができます。
次の記事では、最終面接の様子を紹介します。

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